冬に、寒くて目が覚めたら布団がずれ落ちていたといった経験…。
結構、ありますよね…。
また時には、目覚めることはないにしても、敷き布団がずれたりマットレスがずれたりといったことも。
こういった布団のずれなのですが…。
実は、キチンとした原因が存在しますよ!
我が家でも、その原因を解決することでずれることがなくなりました。
ということで本記事では、布団がずれるのはなぜなのか、その原因と対策についてわかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.布団がずれるのはなぜ?その原因とは!
基本的に、掛け布団や敷き布団、マットレスなどがずれる原因は人の「寝返り」が関係しているのですが…。
その寝返りが、どのように布団に作用するのかとなると、体の上の布団と体の下の布団では原理が微妙に異なります。
そんなわけで、掛け布団のずれと、敷き布団やマットレスがずれる原因、それぞれについて詳しく解説していきますね。
①掛け布団がずれる原因!
人が布団をかけることで、布団が山のように盛り上がります。
ということで、人間を山に、布団を雪に、それぞれたとえましょう。
冬の山では、地震など何かのショックがきっかけとなって時々雪崩が起きます。
この地震が、人間の寝返りということ。
仮に、暖かい季節で布団が一枚だけの時は、それほど頻繁にずれることはありません。
冬山も、積雪量が少なければ雪崩が起きる可能性も低くなります。
つまり、「布団」と「毛布」といったように重ねた場合にずれ落ちやすいということ。
また、「ずれる」ということは、言い方を変えると「すべる」ということでもあります。
特に、布団カバーはすべりやすい生地が使われるのが一般的。
そして、モコモコの毛布の方は逆にすべりにくく摩擦が大きいですよね。
すべりにくく摩擦が大きいということは、人が寝返りをうつことで毛布が体にまとわりつくということ。
その結果、すべりやすい布団は、体にまとわりついて移動した毛布の上をすべり、ずれが生じます。
寝返りは一晩で20回~30回繰り返されますが、その都度布団と毛布の間にずれがうまれ、最終的には落ちてしまうということ。
これが、掛け布団がずれる理由です。
②敷き布団やマットレスがずれる原因!
敷き布団やマットレスがずれるのも、寝返りが起因しています。
ただし、掛け布団のように雪崩が起きるようにずれるのではありません。
そもそも、敷き布団やマットレスは平面ですから。
ですが、やはり生地が「すべる」という部分は共通しています。
ただし、シーツは毛布にように体にまとわりつくというものではありません。
では、どのようにすべるのか?ですが…。
眠って寝返りをうちながら、壁などの障害物を「押す」ことで敷き布団やマットレスがずれるのです。
知らず知らずのうちに、足や手といった体で壁などを押しているということ。
ですから、マットレスが軽ければ軽いほどずれやすくなります。
また、シーツやマットレスカバーなどの生地がすべりやすいほど、多くのずれが生じるということですね。
2.布団のずれを防止する対策!
それでは、防止対策についても「掛け布団」と「敷き布団・マットレス」に分けて説明します。
①掛け布団がずれる時の防止対策!
ずれを防止するための最も簡単な対策は、布団と毛布の順番を変えること。
体にまとわりつく毛布を上に、体に触れる下には布団を敷きます。
そうすることで、寝返りをうったとしてもすべりやすい布団は体にまとわりつくことはありません。
でも、どうしてもフカフカの毛布を下にしたい!といった場合は他の対策もあります。
たとえば、以下のようなクリップ。
このクリップで、掛け布団と敷き布団をジョイントしてしまえばずれ落ちることはなくなります。
違ったタイプもありますよ。
それから、クリップではなくガードタイプもあります。
ガードがあれば、布団がずれることがなくなります。
②敷き布団やマットレスがずれる時の防止対策!
シーツがずれる場合は、クリップで対策を講じましょう。
クリップは、前項でも紹介しましたが、シーツ用のクリップがありますよ。
このクリップの一端をシーツの端につけて、クリップのもう片方をマットレスの下をくぐらせて反対側のシーツの端を留めるだけ。
シーツを両端から、しっかりキープすることができます。
また、同じような要領で枕を留めれば、枕のずれ防止もできますよ。
それから、マットレスがずれる場合はこれ。
これは、「滑り止めマット」です。
このマットを、マットレスとベッドの床板の間に敷いてください。
しっかりと滑り止めしてくれますので、マットレスがずれることがなくなります。
ところで、シーツを洗濯した時に雨が降ってくると部屋干しのスペースに困りませんか?
大きなスペースを要するシーツですが、コンパクトに干す方法がありますよ。
ということで、シーツの部屋干しアイデアを紹介した記事がありますので、よかったら下のリンクからご覧ください。
とても便利なアイテムがあります。
まとめ
以上が、布団がずれる原因と対策についてでした。
布団がずれるのは、寝返りが原因。
掛け布団の方は、体にまとわりつく毛布と上の布団がすべることで、落ちてしまいます。
敷き布団がずれるのは、壁などの障害物を体で押すことでずれるのです。
掛け布団の場合は、順番を変えることで防止することが可能ですが…。
順番を変えたくない場合や敷き布団の場合は、紹介したアイテムを活用し対策してください。
ところで、お風呂を汚れにくくするアイデアを紹介した記事があります。
ちょっとした一工夫で、お掃除が楽になりますよ。
よかったら、下のリンクからご覧ください。
それから、靴の効果的な消臭方法を解説した記事もありますので、こちらもどうぞ。