目の下の影をいつから「涙袋」なんていったり、もてはやすようになったのでしょうね。
10年前には誰も涙袋がどうだなんて言っていなかったじゃんと思うのですが、美人やかわいいの基準ってよくわかりません。
おばさんの目には、若い子には「くま」はもちろん「涙袋」なんかない方がかわいく見えるのになあ……理解できないのが、また年をとった証拠なんでしょう。
「涙袋」も「くま」も、同じに見える……(-_-)
ということで、今回は「涙袋」と「くま」の違いなどについて調べてみました。
1.「涙袋」と「くま」の違いは?「目袋」もあるし?
【涙袋】
「涙袋」とは、目の下、目の際のぷっくりとしたふくらみのことで、正体は涙を押し出すための筋肉です。
皮膚が薄かったり、この筋肉が膨らんだり盛り上がっていると涙袋ができます。
【くま】
「くま」とは目の下のくすみや影のことです。
くまには原因や見え方で主に3つのタイプがあります。
①青くま
目の下の皮膚が薄くなって、皮膚の下の毛細血管が透けて見えている状態。
痩せている方や元々皮膚が薄い方、目の周りに脂肪がついていない方では青くまができやすいです。
また、寝不足やストレス、疲労で青くまができるのは、疲労やストレスで顔が痩せたりやつれるからです。
年をとると、元気100%のときでも青くまができます(´;ω;`)ウッ…
青くまは目の下の皮膚を引っ張ると薄くなります。
くまのタイプを見分けたいときには、くまの部分の皮膚を引っ張ってみましょう。
②茶くま
紫外線や摩擦(メイクや洗顔、目をこする癖など)による色素沈着でできるくまです。
青くまは睡眠をとったり体重を増やすと消えてなくなりますが、茶くまは寝ても太っても消えません。
③黒くま
涙袋の下の部分の脂肪がついたり皮膚がたるみます。
これを「目袋」といいます。
この目袋によってできる目袋の下の影が黒くまです。
黒くまは影なので、目袋を指で押してみると消えたり薄くなります。
【目袋】
黒くまの項目で少し説明しましたが、「目袋」とは目の下の脂肪やたるみのことです。
加齢などによって、眼輪筋が衰え眼窩脂肪がつくと目袋ができます。
皮膚のたるみも目袋の原因です。
なので、筋肉が正体の涙袋は若者で目立ち、脂肪や皮膚のたるみが正体の目袋は加齢によって目立ち始めます。
「年をとったら涙袋ができた」という方、それはおそらく目袋です。
涙袋と目袋の違いは、目袋は加齢とともにどんどん大きくなり、目立つことです。
また、区別の仕方は、「かわいかったら涙袋、かわいくなかったら目袋」、簡単ですね(;´∀`)
【自然な涙袋の作り方】
2.くまを防止する方法は?
くまはタイプによって対処法が異なります。
青くまの方は、まずはきちんと食べきちんと寝てください。
顔の疲れがとれたら青くまもだいぶましになっているはずです。
それでも消えない青くまはコンシーラーで消してしまいましょう。
オレンジ系のコンシーラーがおすすめです。
茶くまはイエロー系のコンシーラーで消すことができます。
黒くまはコンシーラーで隠すのは難しいです。
ハイライトで目の下をふっくらと見せる方が効果的かもしれません。
【種類別!クマの隠し方】
3.「くすみ」と「くま」は違う?
新陳代謝の遅れで古い角質が肌の表面に残ったり、日焼けや摩擦で皮膚が炎症を起こしたりシミができる、あるいは皮膚のたるみやしわでできる影、これらがくすみの正体です。
くすみ肌とは、透明感のない肌のことなので、くすみの原因は色々あるのですね。
「くま」もまた、くすみの原因です。
くまは目元のくすみと言い換えることができます。
「ソバージュ」と「パーマ」の違いについては、下の関連記事をどうぞ!
まとめ
以上が、「涙袋」と「くま」の違いなどについてでした。
一言でいえば「かわいく見えたら涙袋、それ以外はくまや目袋」ということです。
涙袋メイクをするときには、やり過ぎには要注意!
上記の通り、涙袋に見えるかくまに見えるか、涙袋と目袋の違いは紙一重です。
やり過ぎる涙袋メイクは、くまのない目元にくまを描き足したり、目袋を強調してしまうことがあるので、涙袋は控えめに描き足すくらいがちょうどよいです。