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「通達」と「通知」の違いを解説!意味の違いと使い分けは?

      2018/08/16

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「通達」と「通知」、どちらもよく耳にする言葉ですが意味の違いや使い分けは分かりにくいですよね。
実はこの二つ、強さが違うのです。
特に、「○○省からの通達」など行政機関からとなるとかなり強力になってきます。
ということで、今回は「通達」と「通知」の意味の違いや使い分けなどについて調べてみました。
 

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1.「通達」と「通知」の意味の違いと使い分けは?

まずは辞書から。

【通達】
・告げ知らせること。上級機関が所管の機関や職員に対して発する指示の通知。通牒。

【通知】
・告げ知らせること。また、その知らせ。

 
通達も通知も告げ知らせることですが、通達は「上の組織から下の組織に」、通知は「不特定多数の人に」告げ知らせるという違いがあります。

【通達】

通達は、「上の組織から下の組織に」かなり強い力が働いており、分かりやすくいえば「命令」です。

主に行政機関が、法令の解釈や運用などに関する命令を所管の組織や職員に対して行います。

たとえば「文部科学省」から「文化庁」に対するものや、「県庁」から「市役所」に対するものなどがあります。

また、通達は「社長通達」といったように行政機関だけでなく民間企業でも使います。

民間で使う通達の強さや位置づけはその会社の取り扱いにより異なってきます。

公益財団法人2

【通知】

「通知」とは、単なる「お知らせ」の場合が多く、不特定多数に対してある事柄を知らせる行為で、行政機関でも民間企業でも多く使います。

また「お知らせ」のほかに、「指導」や「指示」などの場合もありますが、通達ほどの強い命令ではありません。

ただし、文章の内容によっては「通知」でもかなり強い場合もありますので注意が必要です。

【通知の具体例】

①「○○部長との懇談会参加者の募集について(通知)」

②「○年○月○日~○年○月○日までの○○事案詳細資料の提出について(通知)」

 
たとえば、①と②はどちらも通知なのですが、①は「懇談会をやりますが都合の良い方はどうですか~」という強制性のない呼びかけに対し、②は「○○事案の資料を提出してください」といった少し強い指示があります。

官公庁からの通達のような強さはありませんが、通知の中には命令に近い場合もあるということです。
 

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2.「通告」と「通達」「通知」との意味の違いは?

通告を辞書で調べます。

【通告】
・決定事項や意向など告げ知らせること。通知。

 
「告げ知らせる」ことで、官公庁のほか、民間企業でも使います。

「告げ知らせる」ことでは、「通達」や「通知」と同じ意味なのですが、「決定事項を知らせる」といった部分が加わります。

既に決定してしまっていることから、「通告」を受けた人はその内容に従うしかなく、修正や変更、反論などといったものは通用しません。

そういった少し強い意味合いがあり、「通知」で従ってもらえない場合などに使います。

たとえば税金を納めるのを滞納した場合など、「強制執行を通告する」といった文書により財産を差し押さえられてしまいます。

通達2

また「解雇通告」といえば「クビ」のこと、さらにプロ野球などでは「戦力外通告」というのもあります。

少し冷酷な内容が多いのですが、そういった場合に使われることが多いです。

ということで、「通達」「通知」「通告」の違いを簡単にまとめると、「通達」は上の組織から下の組織への「命令」、「通知」は「お知らせ」「指導」「指示」、「通告」は決定事項で修正の余地がない「お知らせ」ということになります。
 

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まとめ

以上が、「通達」と「通知」の意味や使い分けなどについてでした。

「通達」は上の組織から下の組織への命令のことです。

「通知」は関係者に必要な事項をお知らせすることですが、内容によっては命令に近い場合もありますので注意が必要です。

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