お守りの始まりは、縄文時代。
当時は、勾玉を魔除けとして身につけていたそうです。
現在では、厄除けや幸運などを願う意味で使われていますね。
でも、こういった縁起物ですが…。
「正しく保管している!」と、自信をもって言えますか?
ご利益を得るためには、粗末に扱ってはいけませんよ!
ということで本記事では、正しいお守りの保管方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
1.神社のお守りの保管方法!保管場所は?
お守りを持つ上で、一番気をつけなくてはいけないことが「粗末に扱ってはいけない」ということ。
これが、何よりも大前提。
そして、お守りの最も理想的な保管場所は「身につける」です。
見につけ方も色々ありますが、紐をつけて首から提げる持ち方が理想。
これは、「ネックストラップ」。
こういったネックストラップにつけて、首から提げましょう。
首から提げることが不可能であれば、カバンや衣服のポケットに入れても構いませんよ。
ただし、ズボンのお尻のポケットだけは避けてください。
座った時に、お尻の下にしてしまうのは無礼です。
学業成就であれば筆箱、金運上昇であれば財布の中でも大丈夫。
ですが、そういったお守りが入ったカバンや財布などを粗末に扱ってはいけません。
振り回したり、投げたりするのはやめましょう。
これは、「お守りケース」。
こういったお守り袋もありますよ。
それから、どうしても身につけることができないようであれば、家などに保管するしか方法がありません。
その際は、「明るい場所」と「高い場所」を意識して保管してください。
たとえば、机の中といった光が当たらない場所は避けた方が無難です。
一時的であれば構いませんが、長期間入れっぱなしで存在自体を忘れてしまうような場所はやめたほうがいいでしょう。
また、神棚があればそこに置くのがベスト。
もしなければ、その他の場所に置いても構いません。
ただ、方向は南向きか東向き、目線より高い位置が理想です。
それから、以下のようなアイテムがありますよ。
これは、お守りを置くための「祠(ほこら)」。
おみくじも置けます。
大切にするという意味でも、こういった祠で保管するのも一つの方法。
あと、交通安全のお守りであれば車に設置する方法もあります。
車につける際も、なるべく高い位置につけてください。
2.神社のお守りの保管期間!返納はいつ?
お守りの保管方法の説明をしましたが…。
では、このお守りをいつまで保管すればいいのか?その保管期間を解説していきます。
お守りのご利益があるのは、1年まで。
ですから、1年を過ぎたのならば、ずっと持っているのではなく神社へ返納しましょう。
基本的には、授かった神社へ返納するのが理想です。
旅行先で遠方の神社で授かった場合は、自宅付近の神社でも構いません。
ただし、返納を受け付けていない神社もあるようですので、必ず事前に確認してください。
お寺から授かったお守りも、その授かったお寺に返納します。
仮に、遠方のお寺で出向くのが困難な場合、自宅付近の授かったお寺と同じ宗派のお寺を探してください。
神社と異なり、宗派が違う場合は返納できないのが普通です。
同じ宗派であってもお守りの返納が可能かどうかを、訪問の前に必ず確認してください。
そして、お守りを返納することで神社やお寺では「お焚き上げ」を行います。
その儀式に対しては、お気持ちとしてお賽銭を入れましょう。
余談ですが、お守りは「買う」「購入する」ではなく「受ける」「授かる」と表現します。
そして、最後は「返納」か「お納め」が正しい表現方法。
「処分」や「処理」というのは、「捨てる」という意味があるので使ってはいけません。
ところで、話が全く変わりますが、お出かけ先に傘を忘れて紛失してしまった経験はありませんか?
忘れやすい傘ですが、傘忘れを防ぐ方法がありますよ!
よかったら下のリンクからご覧ください。
便利なアイテムがあります。
まとめ
以上が、正しいお守りの保管方法についてでした。
お守りは、身につけて保管するのが理想です。
身につけることができないのであれば、家の神棚に置きましょう。
神棚がなければ、南向きか東向きで目線より高く明るい場所に置くのが理想。
光が当たらない机の中などは避けた方がいいですよ。
ところで、シーツを洗濯した際の干すスペースは十分に間に合っていますか?
大きなシーツでも、コンパクトに干す方法がありますよ。
よかったら下のリンクからご覧ください。
それから、浴室を清潔に保つアイデアを紹介した記事もありますので、こちらもどうぞ。