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「監事」と「監査」の違いを解説!監査役とは?意味や役割は?

      2018/10/30

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「監事」と「監査」、私の個人的な解釈は、どちらも「ちゃんと仕事しているか監督したり見張ったりする人・役目」というイメージですが、この二つはどう違うのでしょう。

また、会社の監事や監査の仕事とは?私の勝手な解釈と合っている?

ということで、今回は「監事」と「監査」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「監事」とは何?意味は?

広辞苑で「監事」を調べます。

【監事】

①団体の庶務をつかさどる人。

②公益法人や各種の協同組合などで財産および理事の業務執行を監査する機関。

 
つまり、法人や協同組合の財産がきちんと管理されているか、業務がきちんと執行されているのかをチェックする人のことですね。

また、このように会計や財産、業務の執行状況を確認・監督する業務のことを「監査」といいます。

ですから、「監事」とは「監査をする人」のことで、「監査役」や「監査員」と同じ役割といえます。

具体的な監事の仕事は以下のとおりです。

①会計監査
収支決算書類に基づくチェックです。
つまり、収入と支出が正しいのか、誰かが不正に使い込みをしていないかを確認する仕事です。

②業務監査
その法人や団体の業務の執行状況のチェックや、規約や規則に基づいて団体が運営されているか、不正などが行われていないかを確認します。

③監査報告
上記の監査について、監査報告を作成し、総会などで報告を行います。

 
監事1

ちなみに、「監事」の設置は義務付けられている場合と、設置義務がない場合があります。

一般財団法人や医療法人、学校法人、社会福祉法人などは設置義務があります。

ただ、監事を置くときには、業務執行を行う側と監事とは一線を画す必要があります。

監事は執行機関ではなく、第三者の目で執行機関をチェックする立場だからです。
 

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2.「監査」「監査役」とは何?意味は?

まずは広辞苑から。

【監査】
・監督し検査すること。

 
前項でも解説しましたが「監事」が行う業務のことですね。

業務が正しく行われているのか、また、お金の流れに不正がないのかをチェックすることです。

【監査役】
・株式会社の会計監査ならびに業務監査を職務とする必要常設機関。また、その人。株主総会で選任。大会社の場合は、監査役全員で組織する監査役会を設ける。

 
監事2

「監査役」とは「会社法」という法律で、会社の役員として「取締役」「会計参与」とともに定められたものです。

監査役は、取締役の業務執行を監査する「業務監査」と会社の財務諸表を監査する「会計監査」があります。

会計関係業務を担当する「会計参与」の業務を監査するのが「会計監査」です。

監査役は、業務執行側とは一線を画す必要がありますので、株主総会で選任されます。

株主総会で選任することで、会社の健全性と適正性を担保するのです。

会社の役員については、以下の関連記事で詳しく説明していますのでご覧ください。

【関連記事:「理事」と「役員」の違い!】
 
 
 
「監事」と「監査」の違いをまとめると、「監査」とは業務や会計をチェックすること、「監事」とは「監査」を行う人つまり「監査役」「監査員」と同じ意味です。

「監査役」とは会社法で定められた役員のことです。
 

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まとめ

以上が、「監事」と「監査」の違いについてでした。

「監査」とは法人や団体の業務執行の状況や財産・会計をチェックすることで、「監査」する人や機関を「監事」といったり「監査役」「監査員」「監査人」といったりします。

株式会社における「監査役」は、株主総会で選任され、業務の執行機関と一線を画す必要があります。

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