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「キューピット」と「キューピッド」はどっちが正しい?違いは?

      2018/12/02

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お花屋さんで「花キューピット」というお店があります。

それから結婚を手助けしてくれる「キューピッドクラブ」という会社もあります。

「キューピット」も普通に使われていますし、「キューピッド」も普通に使われているのですが、これってどっちが正しいのでしょうかね?

まあ外国語なので、日本人の耳にどう聞こえたかがポイントなのでしょうが…。

でも、こういった言葉って結構多いですよね…。

ということで、今回は「キューピット」と「キューピッド」を徹底的に調べてみました。
 

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1.「キューピット」と「キューピッド」はどっちが正しい?違いは?

まずは辞書を調べてみます。

と思って、自分の国語辞典を引いてみたのですが、残念ながら載っていませんでした…。

では、カタカナ語辞典を。

【キューピッド】
[Cupid]ローマ神話で、恋の神ビーナスの子。
翼の生えた裸の少年で彼の放った矢に当たったものは恋に悩むという。
ギリシャ神話の愛の神「エロス」。
ラテン語ではクピド。

 
ということで、カタカナ語辞典では「キューピッド」を使っていました。

しかも、英語の「Cupid」の最後の文字が「t」であれば「ト」となると思うのですが、「d」ですので「ド」の方がネイティブな発音に近いようですね。
 

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ちなみに、「Cupid」は英語だけでなくフランス語やドイツ語、ギリシャ語、スペイン語、イタリア語など様々な国で共通の意味の言語なのです。

それから、こんどは実際の英語の発音を聞いてみましょう。

キューピット

【「Cupid」の英語の発音】

どうでしょうか?

聞いてみると、「キューピッド」とも聞こえるし「キューピット」とも聞こえるような気がしますね。

ですが、どちらかというと「ト」ではなく、「ド」と「ト」の中間的な感じに聞こえるような…。

ということは、濁点がない「ト」ではない、とも言えますね。

それでは、結論に入りたいと思います。

徹底検証した結果、以下の3つの理由で、「キューピッド」がもっともネイティブな発音に近いという結論に達しました。

①カタカナ語辞典では「キューピッド」で掲載。

②「Cupid」の最後の文字が「t」ではなく「d」であることから「ド」に近い。

③実際の音声を聞いても、濁点のない「ト」には聞こえない。

 

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2.では「キューピット」は不正解なの?

ちなみに、日本国民は実際には「キューピット」と「キューピッド」のどちらで認識しているのでしょうか。

実際の検索件数の違いを調べてみたいと思います。

これは驚きです。

なんと!なんと、検索結果では「キューピット」が「キューピッド」の倍以上の検索件数で大きく上回っています。

つまり日本人は「キューピット」の方が主流であるということですね。

確かに、テレビなどをみていても「恋のキューピット」といった使われ方をしているとおり、「キューピット」の方が多いような気がします。

そういわれてみれば「キューピッド」って、あんまり聞きませんよね。

たとえば日本で浸透している「エネルギー」という言葉、英語では「Energy」と書きますが、英語の本来の発音は「エネルギー」とは全く違う「エナジー」です。

「エナジードリンク」の「エナジー」ですね。

ですが、「エネルギー」は間違いで「エナジー」が正しいと主張する人はいませんよね。

つまり、言いたいことは「キューピット」も「エネルギー」も日本人に長年根付いた言葉であり、ネイティブな発音とは違いがあったとしても、日本の言葉として正解であるということです。

もう一つ例をあげれば、日本語の「新しい」、これ「あたらしい」と読みますよね。

でも「新たに」は「あらたに」です。

「あたら」と「あらた」、なぜ違うのか?

実は、元々は「あらた」が正しい言葉だったのが、「新しい」だけが変化して「あたら」になったと言われています。

つまりです、日本の国内で生まれた日本語であっても時代の変化によって「言葉自体が変化する」ということ、要するに正解は変わっていくということですね。

ですからネイティブな発音は「キューピッド」の方が近いのかもしれませんが、多くの日本人が長年「キューピット」を使い続ければ、「キューピット」が正しいとも言えるということです。
 

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ちょっと似たエピソードで、「一挙手一投足」という言葉があります。

実は、この「一挙手一投足」も本来の意味と、新しくできた意味の2種類の意味が辞書に記載されているのです。

驚きですよね!!

もし興味があったら下の記事を覗いてみてください。

【「一挙手一投足」の本来の意味!】

空
 

まとめ

以上が「キューピット」と「キューピッド」についてでした。

ということで、ネイティブな発音に近いのは「キューピット」ではなく「キューピッド」です。

「ド」ですね。

しかし、日本国内に深く根付いているのは「キューピット」の方。

ですから、どちらかが不正解で、どちらかが正解であるというものではありません。

どちらでも意識せず、自然に使用するのがよいと思います。

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