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「神主」「宮司」「禰宜」の違いを解説!いったい何が違う?

      2018/10/27

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神社にいるのは、神主さんなのか宮司さんなのか?

んっ、どっち?

職業の名前なのか、それとも役職の名前なのかがよくわかりませんよね。

教会には牧師さんや神父さんがいますが、この違いは教派の違いらしいのですが、神社もそういった違いなのか?

ということで、今回は「神主」と「宮司」、それに「禰宜」の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「神主」「宮司」「禰宜」の違いは?

まず「①神主」と、「②宮司、禰宜」は同列のものではありませんので分けて説明します。

①の「神主」とは、職業の種類でありいわゆる職種のこと、②の「宮司」「禰宜」職の位でありいわゆる役職のことです。

警察官や清掃業、バスの運転手や歌手など様々な職種がありますが、「神主」もその一つの職種になります。

正確には「神主」は「神職」といいます。

そして、会社には「社長」や「部長」、「課長」などの役職がありますが、「宮司」や「禰宜」もそういった役職の名称になります。

「宮司」と「禰宜」を一般的な会社に当てはめるならば、「宮司」は社長で「禰宜」は部長つまり現場のトップといった扱いになります。

実は、元々「神主」も社長に相当する役職名だったのですが、時代が進むにつれて「役職」から「職種」へと変化しました。

神主

神社の職位を上から並べると以下のようになります。

【神社の職位】

①宮司(ぐうじ)
神社の最高責任者(代表)

②権宮司(ごんぐうじ)
宮司の補佐役(副代表)
(神社本庁が包括している一部の神社だけに置かれる役職)

③禰宜(ねぎ)
宮司や権宮司の補佐と、現場の取りまとめ役(代表・副代表補佐)

④権禰宜(ごんねぎ)
一般職員

 
その他には、神職には含まれませんが「出仕(しゅっし:神職見習い)」や「巫女(みこ)」などがあります。

権宮司や権禰宜の頭についている「権」の字は「副」の意味があります。
 

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2.「神宮」の職位は?神社とは違う?

「神社」のほかに「神宮」がありますよね。

「神社」や「神宮」は、社号といってその神社の「尊さ」「格式」を意味しています。

ほかには、「大社」「宮」「社」などがあります。

そしてこの「神宮」とは、皇族の祖先神が祀られている神社のことなのです。

寺院3

ちなみに、明治神宮には明治天皇が祀られているのです。

そのため、職位も通常の神社とは若干異なります。

たとえば、天照大御神が祀られている伊勢神宮の職位は以下の通り。

【伊勢神宮の職位】

①祭主(さいしゅ)
主宰者

②大宮司(だいぐうじ)
祭祀の総括

③少宮司(しょうぐうじ)
大宮司の補佐

④禰宜(ねぎ)
上位職の補佐と、現場の取りまとめ役

⑤権禰宜(ごんねぎ)
一般職員

 
伊勢神宮の最高位は「祭主」です。

祭主は伊勢神宮にしかない職位で、皇族や皇族であった人しか就くことができません。

現在の祭主は今上天皇(平成)の第1皇女、黒田清子氏です。

皇太子殿下、秋篠宮殿下の妹さんですね。

伊勢神宮にしかないもう一つの職位が「大宮司」です。

「大宮司」は、過去にはほかの神宮にもいたのですが、現在は伊勢神宮だけになっています。

そのほかには「宮掌(くじょう)」や「出仕」「巫女」もいますが、「宮掌」については伊勢神宮と熱田神宮にしかいません。

宮掌は正式な神職ではない職位で、現在の伊勢神宮では40名の定員になっています。
 

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まとめ

以上が、「神主」と「宮司」、それに「禰宜」の違いなどについてでした。

「神主」とは職種のことで、正式には「神職」です。

そして「宮司」や「禰宜」とは、職位のことでトップが「宮司」、その下に「権宮司」その下に「禰宜」がいます。

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