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「宜しく」と「よろしく」の使い分けと違い!ビジネスではどっち?

      2018/05/29

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「宜しく」と「よろしく」、ビジネスではもちろんプライベートでの挨拶文でも使うことがありますが、そのとき漢字で書くべきか平仮名がよいのか、迷いますよね。
漢字と平仮名!使い分けのルールがあると思ってしまいますが、実は漢字の「宜しく」には意外な秘密が隠されているのです!!
ということで、今回は「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けについて調べてみました。
 

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1.「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けは?ビジネスではどっち?

「宜しく」と「よろしく」は同じ単語、「よろしく」を漢字で書くとしたら「宜しく」です。

ただし、「宜」という漢字は常用漢字表にはあるのですが、読み方は「ギ」だけです。

ですから、漢字の方の「宜しく」、これは常用漢字表にはない読み方ですので公文書では使えません。

そのため、公的な文書は必ず「よろしく」と平仮名で書きます。

ビジネスシーンにおいては、なんとなく「漢字の方が丁寧なのでは?」と思いがちですが「宜しく」ではなく「よろしく」を使いましょう。

ちなみに「宜」の字は「宜しく」以外では「便宜」「適宜」というように使いますよね。

どちらも「適当に、程よく、都合よく」といった意味合いを含んでいます。

つまり「宜しくお願いします」とは、相手に「適当に、程よく、都合よく」してもらうことをお願いしているのです。

実は漢字の「宜しく」とは、そういった意味で生まれた当て字なのですね。

本来正しくない言葉が広がり、市民権を得た言葉はたくさんあります。

たとえば「新しい」、これ「あたらしい」と読みますよね。

ですが、元々は「あらたしい」が正しい読み方で、間違って「あたらしい」と言ってしまったものが広がり、現在は普通に使っています。

宜しく1
 

2.「いたします」と「致します」の違いと使い分けは?

それから、「よろしくお願いいたします」の「いたします」、これも漢字で「致します」と書いているのを見かけますが、この漢字も本来の使い方としてはふさわしくありません。

「お願い」という動詞の後につく補助動詞が「いたします」「いたす」、つまり「する」の丁寧語なのです。
 

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本来「致」の漢字の意味は「めざすところまで届ける」(例:誘致・招致)、「最後まで行き着く。物事の行き着くところ」(例:極致・合致・一致)といった意味があります。

また、「致す」には「よくない結果を引き起こす」や「心を尽くす」といった意味があります。

ですから「お願いいたします」の「いたします」の意味「します」「する」とは違ってくるのです。

「いたします」は「失礼いたします」や「感謝いたします」といった使い方もありますが、平仮名で書きましょう。

漢字か平仮名かを迷った場合は「いたす」「いたします」を「する」「します」に置き換えると間違いません。

ちなみに「不徳の致すところ」は「(自分の)不道徳でよくない結果を引き起こした」という意味であり、漢字の「致す」が正解ですが、「する」「します」に置き換えると言葉がおかしくなってしまいます。

宜しく2
 

まとめ

以上が、「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けについてでした。

公文書では、常用漢字表にしたがい平仮名の「よろしく」を使います。

ビジネスシーンでも漢字ではなく平仮名の「よろしく」を使いましょう。

また、「よろしくお願いいたします」の「いたします」は平仮名が正解です。

ほかの言葉で「いたします」を漢字か平仮名か迷った場合は、「いたす」「いたします」を「する」「します」に置き換えてみると正解がわかりますよ。
 

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