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「宜しく」と「よろしく」の使い分けと違い!ビジネスではどっち?

      2019/01/04

「宜しく」と「よろしく」、ビジネスではもちろんプライベートでの挨拶文でも使うことがありますが、そのとき漢字で書くべきか平仮名がよいのか、迷いますよね。

漢字と平仮名!使い分けのルールがあると思ってしまいますが、実は漢字の「宜しく」には意外な秘密が隠されているのです!!

ということで、今回は「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けについて調べてみました。
 

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1.「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けは?ビジネスではどっち?

「宜しく」と「よろしく」は同じ単語、「よろしく」を漢字で書くとしたら「宜しく」です。

ただし、「宜」という漢字は常用漢字表にはあるのですが、読み方は「ギ」だけです。
 
 
ですから、漢字の方の「宜しく」、これは常用漢字表にはない読み方ですので公文書では使えません。

そのため、公的な文書は必ず「よろしく」と平仮名で書きます。

ビジネスシーンにおいては、なんとなく「漢字の方が丁寧なのでは?」と思いがちですが「宜しく」ではなく「よろしく」を使いましょう。

宜しく1

ちなみに「宜」の字は「宜しく」以外では「便宜」「適宜」というように使いますよね。

どちらも「適当に、程よく、都合よく」といった意味合いを含んでいます。

つまり「宜しくお願いします」とは、相手に「適当に、程よく、都合よく」してもらうことをお願いしているのです。

実は漢字の「宜しく」とは、そういった意味で生まれた当て字なのですね。
 
 
現在は、当たり前のように使われている「宜しく」ですが、「当て字」として生まれた漢字であることを覚えておきましょう。

ですから、使ってはいけないということではありません。

ふさわしいのは、ひらがなの「よろしく」の方、ということ。

ただし、公文書の場合は絶対にひらがなの「よろしく」を使いましょう。
 
 
本来正しくない言葉が広がり、市民権を得た言葉はたくさんあります。

たとえば「新しい」、これ「あたらしい」と読みますよね。

ですが、元々は「あらたしい」が正しい読み方で、間違って「あたらしい」と言ってしまったものが広がり、現在は普通に使っています。
 

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実は、「一挙手一投足」って本来の意味と現在使われている意味が違うって知ってました?

下の、関連記事で詳しく説明していますよ。

「一挙手一投足」の本来の意味を徹底解説!元々の意味は違う?

 
 

2.「いたします」と「致します」の違いと使い分けは?

それから、「よろしくお願いいたします」の「いたします」、これも漢字で「致します」と書いているのを見かけますが、この漢字も本来の使い方としてはふさわしくありません。

「お願い」という動詞の後につく補助動詞が「いたします」「いたす」、つまり「する」の丁寧語なのです。

本来「致」の漢字の意味は「めざすところまで届ける」(例:誘致・招致)、「最後まで行き着く。物事の行き着くところ」(例:極致・合致・一致)といった意味があります。

宜しく2

また、「致す」には「よくない結果を引き起こす」や「心を尽くす」といった意味があります。

ですから「お願いいたします」の「いたします」の意味「します」「する」とは違ってくるのです。

「いたします」は「失礼いたします」や「感謝いたします」といった使い方もありますが、平仮名で書きましょう。

漢字か平仮名かを迷った場合は「いたす」「いたします」を「する」「します」に置き換えると間違いません。

ちなみに「不徳の致すところ」は「(自分の)不道徳でよくない結果を引き起こした」という意味であり、漢字の「致す」が正解ですが、「する」「します」に置き換えると言葉がおかしくなってしまいます。
 

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下は年賀状挨拶状などでよく使う、言葉の使い方に関する記事です。

もしよかったら、参考にしてください。

「本年」と「今年」の違いと使い分けを解説!年賀状/ビジネスでは?

「迎える」と「向かえる」の違いとは?明快に解説!驚きの結末が!

「お喜び」と「お慶び」公文書ではどっち?ビジネス文書ではどれ?

「夫人」と「婦人」の違いを解説!意味や使い分けは?

「息子」の丁寧語は?上司の息子を何て言うの?語源も含めて解説!

「娘」の丁寧語は?目上の人の娘を何て言う?語源も含め徹底調査!

下は、年賀状をやめる方法についての関連記事です。

年賀状をやめる方法!やめ方と文例とは?最適なタイミングはいつ?

 
 

まとめ

以上が、「宜しく」と「よろしく」の違いと使い分けについてでした。

公文書では、常用漢字表にしたがい平仮名の「よろしく」を使います。

ビジネスシーンでも漢字ではなく平仮名の「よろしく」を使いましょう。

また、「よろしくお願いいたします」の「いたします」は平仮名が正解です。

ほかの言葉で「いたします」を漢字か平仮名か迷った場合は、「いたす」「いたします」を「する」「します」に置き換えてみると正解がわかりますよ。

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