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「状況」と「状態」の違いを徹底解説!意味の違いと使い分けは?

      2018/03/27

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「状況」と「状態」、似た言葉だけど、意味の違いや使い分けはあるのかな。
それに、「状況」と「情況」、「状態」と「情態」は?
わかりにくい!!
ということで、今回は「状況」と「状態」の意味の違いなどについて調べてみました。
 

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1.「状況」と「状態」の意味の違いと使い分けは?英語では?

「状況」と「状態」、それぞれを広辞苑で引いてみました。

【状況】
その場の、またはその時のありさま。ある人をとりまく社会的・精神的・自然的なありかたのすべてをいう。様子。情勢。

【状態】
物事がその時そうなっている(特に外面からもそれと分る)ありさま。ようす。

 
うーん、分かりづらいですね。

では、漢字の「況」と「態」を調べます。

【況】
おもむき。ようす。

【態】
かたち。すがた。ありさま。

 
ということで「状況」と「状態」の違いなのですが、「状態」は対象とする物そのものの姿かたち、「状況」は周囲の様子などを含む事の動きをさしています。

また、「状態」は物のかたちですので時間の経過についての概念はなく、一瞬つまりその時点の物のありさまをいい、「状況」は時間の経過を考慮した継続的な事の進み具合をいいます。

たとえば、「交通事故現場の状態は?」というと、「大破した車が止まったまま」だとか「現場の道路にはスリップのタイヤ痕が残っている」など事故現場そのものの一瞬の切り取った場面のことを答えます。

「交通事故現場の状況は?」というと、「救急車やパトカーがやってきて騒然としており、一般車両は通行止めになっている」「野次馬が集まって、徐々に野次馬の数が多くなっている」など、交通事故現場の周囲や人、交通事故現場で行われている事の流れを答えます。

「状況」と「状態」の使い分けや例文がこちら。

【状態の具体的な使用例】

①健康状態
体の具合や調子、体の状態

②昏睡状態
外界の刺激に全然反応せず意識のない状態

③膠着状態
行き詰って進まない状態

④極限状態
理性を保てるギリギリの状態

※上記の4例は、物や人の一瞬のかたち、今現在の姿をあらわしています。

 

【状況の具体的な使用例】

①周囲の状況
周辺の様子、事の動き

②状況が好転する
様子が良い方向へ進み始めること

③状況を把握する
周囲の様子を理解すること

④状況を見極める
事の真偽を知り尽くす、判定すること

※上記の4例は、事の動き、時間の経過も含んでいます。

 
ちなみに、英語では「状態」は「condition(コンディション)」や「state(ステート)」といいます。

「状況」は「condition(コンディション)」や「situation(シチュエーション)」です。

状況1
 

2.「状況」と「情況」、「状態」と「情態」の違いは?

「状況」と「情況」は、広辞苑では同じ項目で載っていました。

なので、意味には違いはありません。

現在、一般的に使われるのは「状況」です。

昔は「情況」も多く使用されていましたが、現在は「状況」の方が一般的になりました。

あえて区別するならば、「状況」客観的に外から見た移りゆく様子「情況」もっと深く内面的な事情も含め移り行く様子のことです。

また、心の様子まで含めるのが「情況」です。
 
 
「状態」と「情態」は、広辞苑では別々の項目でした。

「状態」の意味は前項のとおり、「情態」「心のありさま。ようす。(広辞苑より)」とのことです。

こちらも「状況・情況」と同様、外から見て分かる姿かたち「状態」心の内面的なありさま「情態」です。

状況2
 

3.「状勢」「情勢」と「状況」「情況」や「状態」「情態」との違いは?

「情勢」「状勢」とは「変化して行く物事のなりゆきやようす。形勢。(広辞苑より)」のことです。

「状態」「情態」がその時点の一瞬、「状況」「情況」はその時の動きを表しているのに対して、「情勢」「状勢」はもっと長い時間、物事の一連の流れをあらわしています。

また、「情勢」「状勢」には近い将来の変化・進展の具合も含まれます。

【情勢・状勢の具体的な使用例】

・緊迫した情勢にある

・情勢判断

・国際情勢

 
「情勢判断」や「国際情勢」というときは、過去から現在までの動きだけでなく、過去をふまえて今後どのようになるか、どのような方向に動くかの推理・想像も含みます。

「情勢」と「状勢」の使い分けについては、広辞苑には同じ項目で載っているので、意味に違いはありません。

一般的には「情勢」を使うことが多いです。

状況3
 

まとめ

以上が、「状況」と「状態」の違いなどについてでした。

その物のその時、一瞬の姿かたちを「状態」、その事の動きや周囲の環境や雰囲気まで含めた様子が「状況」です。

「状況」の事の動きの時間を長くし、未来の予測まで含めると「情勢」になります。
 

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