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「歌謡曲」と「演歌」の違いを解説!歴史は?何が違うの?

      2018/05/30

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「歌謡曲」と「演歌」、どちらも日本の音楽ですが、ではどう違うのかというと……?
テレビをみていても、この人は演歌歌手なのか?とか歌っているのは演歌?歌謡曲??と悩むときがあります。
ということで、今回は「歌謡曲」と「演歌」の違いについて調べてみました。
 

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1.「歌謡曲」と「演歌」の違いは何?

「歌謡曲」は、広い意味では日本のポピュラー音楽、つまり大衆の音楽全般のことです。

歌詞のついた日本の大衆音楽は歌謡曲、現在では「J-POP」と呼ばれています。

ですから、「演歌」や「ロック」も「歌謡曲」の中のジャンルの一つです。

明治以降、日本にアメリカやヨーロッパの音楽が入ってきました。

元々の「歌謡曲」とは、日本人にとって新しい欧米の音楽を「歌謡曲」と呼んだのが原点なのです。

その後、昭和の時代に入り、NHKが流行歌と呼ばれていた大衆音楽を放送する際に「流行るか流行らないかわからない歌を『流行歌(はやり歌)』と呼ぶのは適当ではない」といった判断があり、これによりそれまでの流行歌は「歌謡曲」として放送されるようになったのです。

アメリカやヨーロッパからやってきた新時代の音楽「歌謡曲」は、日本の大衆歌、つまり歌詞がついたポピュラー音楽の総称になりました。

歌謡曲のうち、小唄や民謡など日本独自の伝統音楽の要素を多く含んだ歌「演歌」です。

演歌はヨナ抜き音階と、コブシを使う歌唱法などが特徴です。

「ヨナ抜き音階」とは、「4」と「7」の音を抜くという意味で、「4」は「ファ」で「7」は「シ」のことです。

「ファ」と「シ」を抜いてメロディにすると、独特の「民謡」や「演歌」の雰囲気がでるのです。

下に、ヨナ抜き音階を解説した動画を貼っておきますので、実際の音を味わってみてください。

また、「演歌」は「艶歌」や「怨歌」と書くこともあり、ヨナ抜き音階や歌唱法のほかに「暗さ」や「感傷性」も特徴のひとつとなっています。

【ヨナ抜き音階】


 
歌謡曲1
 

2.演歌の歴史とは?

「演歌」の発祥は、1800年代後半の自由民権運動の時代に政治を風刺する歌「演説歌」といわれています。

代表的な演説歌には、その第一号といわれる「ダイナマイト節」や、そのほかにも「オッペケペー節」などもあります。
 

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その後、レコード歌謡の時代になるにつれて、「演説歌」は徐々になくなっていきます。

今現在耳にするような「演歌」というジャンルができたのは1960年代です。

それまでは、「流行歌」というひとつのジャンルにまとめられていたものを、新たなジャンルとして生み出したということです。

その誕生は、「グループサウンズ」などの音楽ジャンルの登場がきっかとなり「演歌」というジャンルができたとされています。

1800年代後半に「演説歌」が誕生しましたが、この1960年代の「演歌」とは全く違うものでした。

1960年代は五木寛之氏の小説「艶歌」が発表された時代です。

小説「艶歌」とは、レコード会社社内での艶歌プロデューサーと外来音楽プロデューサーが互いの進退をかけて競い合うといった物語です。

この小説で「演歌」の定義を「暗さ」や「感傷性」としたことが、その後の演歌に大きな影響を与えました。

そして、この小説にあてはまるような、壮絶な生い立ちでデビューしたのが藤圭子氏です。

「艶歌の星を背負った宿命の少女」というキャッチコピーで、人気を博しました。

歌謡曲2
 

まとめ

以上が、「歌謡曲」と「演歌」の違いについてでした。

「歌謡曲」は日本の大衆音楽のこと、その一つのジャンルが「演歌」です。

「演歌」はヨナ抜き音階やコブシなどの特徴があります。
 

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